「歯の美しさ」はボーダー・レス時代の基本

欧米人とりわけアメリカ人・カナダ人にとって、美しい歯は大切な身だしなみの一部であり、知性の象徴といっても過言ではないようです。

日常のオーラル・ケアを大切にし、定期的なチェックとクリーニングのために歯科医院へ通うのが一般的です。

自分自身の魅力を磨く

ご存じの方も多いと思いますが、アメリカではたくさんの子どもたちが歯列矯正をしています。

中流以上の生前レベルの家では、歯列矯正をすることが半ば常識化しているようです。

彼らにとって歯並びを整えておくことは、車の運転を覚えることと同じ感覚の、大人になる前の通過儀礼のようなものでしかありません。

また、あまり裕福でない人たちにとってはステイタスになっています。

アメリカに大きく劣る日本

日本でも、以前よりはポピュラーになっている歯列矯正ですが、目立たない「歯の裏側矯正」が注目されているようでは、まだまだといえる段階なのでしょう。

日本では、いまだに「ブランド物」の威力が強いようです。

自分が持っている品物、たとえばへンリー・ベンデルで買ったドレス・スーツを着ることが「自己表現」であったり、あるいはエルメスのケリー・バッグとブルガリのジュエリーを持つことが「個性の主張」であったりします。

しかし、欧米ではそれよりも自分自身の美しきや能力の主張が重要であり、しかも、それをいかに素早く相手に伝えるかが重要なポイントなのです。

長い間、自己主張を抑制されていた日本人とは大きな文化の隔たりがあるので、同列に考えて批判するつもりはありませんが、今はボーダー・レスといわれる時代です。

そして日本もこれから欧米型文化との接点が、さらに多くなります。

また、日本人はバイリンガルにこだわるわりには英語が不得意ですが、歯並びが悪いと英語が発音しづらいことをご存じですか?

英語は子音が主体といえるほどに多用されている言語で、「sh」「s」あるいは「t」と「th」などの発音は微妙な歯と舌の使い分けが必須です。

その点、母音が主体の日本語とは言語体系が違うので、日本語では気にも留めなかった歯並びが、発音にまで大きく影響しているのです。

ボーダー・レスの時代には、さまざまな言語や価値観が身近に存在します。

そこで必要なのは「自分自身を磨くこと」です。

そのファースト・ステップとして、まず「白く輝く、きれいな歯並び」にしてはいかがでしょうか?